Jianguo Ding / RAGホームに戻る

画像は中国語版です。ゲームは日本語・英語・中国語に対応しています。 ゲームに直接進む ↗

01 / 現実の問題

なぜ RAG が必要?

ある企業に、
大量の社内文書があるとします。

社員は文書を一つずつ探す代わりに、
AI に直接質問したい。

仕事で出てくる質問

「製品でこの問題が起きたら、
どう対応すればいい?」
製品マニュアル障害対応の記録最新の保守のお知らせ

LLM がこれらの文書を最初から知っているとは限りません。
最新の情報を持っているとも限りません。

回答に外部の資料を使うには?

02 / 基本の考え方

まず資料を探し、それから答える。

RAG(検索拡張生成)は、回答を作る過程に外部の情報を取り入れます。

  1. 利用者質問する何を解決したい?
  2. 検索関連資料を探す外部資料から検索する
  3. LLM に渡す質問 + 見つかった情報モデルが参照できる資料を渡す
  4. LLM回答を生成するその情報を使って答える

ここで気をつけたいこと

見つかったのが「似ている」資料でも、
必ずしも「回答に役立つ」資料とは限りません。

次は、資料を探す過程を目に見える形にします。

03 / 説明からゲームへ

今度は、あなたが資料を探す番。

小さなロボットに資料を運ばせて、
選び方の影響を見てみましょう。

複雑なモデルやデータベースは、いったん脇に置きます。
ここではお茶のお店の小さな質問で、現実の複雑さを絞ります。

小さなロボット
選んだ資料を運ぶ、あなたが操作する役です。LLM でも、完全な検索システムでもありません。
机の上の資料
営業時間や飲み物の価格など、探せる外部情報です。
LLM の返信台
回答する役が登場するのは第4ステージ。質問と資料を受け取り、返信を作ります。
実際の中国語版ゲームの画面です。ゲームは日本語にも対応しています。
実際の第4ステージの画面・部屋の部分を切り抜き
画像を開くと元のスクリーンショットを見られます。

これは結果があらかじめ決まっている学習用シミュレーションです。
資料・検索結果・回答は事前に用意されています。実際の Embedding、検索、LLM は動作しません。

まず資料を一つ選ぶところから。回答する役は後で登場します。

04 / 既存のゲームへ

最初の一歩は、必要な一枚を探すこと。

実際の中国語版ゲームの画面です。ゲームは日本語にも対応しています。
実際の第1ステージ・スマートフォン画面の課題と操作部分

あなたの課題

お客さんの質問:「何時に開店しますか?」

  1. 今の質問を読む。お客さんが必要としている情報を確かめます。
  2. 机の上の「営業時間」を選ぶ。スマートフォンでは資料を確認してから取り上げます。PC ではクリックで取れます。
  3. 資料をお客さんに渡す。スマートフォンでは渡す操作を、PC では交付窓口を選びます。フィードバックとステージの振り返りが表示されます。

第1〜3ステージは、資料を選んで直接お客さんに渡します。
第4ステージで返信台が登場し、第5ステージから検索ツールを使います。資料を間違えたら、フィードバックを見て試し直します。

まずは資料を一つ選んでみましょう。
ゲームは新しいタブで開きます。この説明はそのまま残ります。

05 / 振り返り · 体験から理解へ

良い回答は、
モデルだけでは決まらない。

「先頭にあった」あの資料を
覚えていますか?

第5ステージの「新商品のお知らせ」にはタピオカミルクティーが登場しましたが、
価格の質問に答える情報はありませんでした。

回答する側が質問を理解できても、
資料が不適切だったり、必要な根拠が欠けていたりすれば、回答に失敗することがあります。

だから RAG を設計するときは、LLM に加えて、
資料をどう準備し、検索するかも考える必要があります。

このゲームの資料、候補の順序、返信はあらかじめ用意されています。実際の RAG には Embedding、Chunking、検索戦略なども関わります。今回は、その直感をつかむための体験です。

中国語版第5ステージの実際の候補一覧。質問はタピオカミルクティーの価格。先頭の資料には価格がなく、4番目のドリンク価格表に18元とある。
実際の第5ステージ・検索候補の並び
同じ飲み物が登場しても、価格に答えられるとは限りません。